不妊治療が原因で離婚!?男性と女性の治療に対する温度差が分かれ道に。

不妊治療が原因で離婚!?男性と女性の治療に対する温度差が分かれ道に。


今や5組に1組の夫婦が不妊治療をしていると言われている日本。不妊治療者数は世界でもトップクラスということです。しかし、世間の理解はまだまだ追い付いていない現状があり、夫婦間でさえ、その考え方の違いからすれ違いが生じて離婚まで発展してしまうこともあるようです。
今回は実際に不妊治療をしている2組の夫婦のお話を聞いてきました。

 

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二人目不妊で離婚危機!その原因は・・・

まず、1組目は地方に住む結婚8年目のご夫婦。ともに公務員で今年小学校に上がる男の子が1人います。
数年前には念願の新築マイホームを手に入れ、周りから見ると理想的な家庭ですが・・・妻であるAさんには悩みがあります。

■不妊治療開始に年齢は関係ない■
Aさんは10代の頃に婦人科系の疾患を患い、不妊症への不安を抱えていました。結婚したのは20代前半でしたが、夫にも「不妊症かもしれない」という相談をし、早いうちから夫婦で不妊治療を開始したのでした。

Aさん:「晩婚化の影響で不妊治療が増えた、という認識の人もいるかもしれませんが、正直年齢に関わらず検査だけでも受けてみた方がいいと思います。確かに高齢になると不妊になりやすいのかもしれませんが、若くても不妊の人もいれば、40歳近い年齢でもすんなり妊娠できる人もいますし。」

実際、不妊症の検査を受けてみると、夫婦ともに妊娠しづらい体質であることがわかったのです。A子さんは病院に通いながら体質改善につとめ、何度かタイミング法で妊活を続けました。
すると1年ほどで第1子を妊娠!念願の我が子を抱くことができたのです。早めに不妊治療に踏み切ったことが良かったのかもしれませんね。

■一人産んでも不妊治療は終わらない?!■
しかし、一人産んでも「めでたしめでたし」とはなりませんでした。せっかく頑張って不妊治療をしたのに、第一子出産後に待っているのは「二人目は?」という周囲の何気ない言葉でした。

Aさん:「主人も私も兄弟が多いので、親族は”当然二人目も考えてるんだよね?”という態度なんです。私だって息子に弟か妹を作ってあげたいけれど、ただでさえ妊娠しづらいのはわかっているのですごくプレッシャーです。また、夫婦共働きで私もそれなりの役職についているため妊娠のタイミングにも気を使います。1人目妊娠、出産では職場にもいろいろ協力してもらったので、タイミングによっては「また?」と思われてしまうんじゃないかと心配になります。かといって時間がたってさらに責任ある立場になってしまったら余計に産休、育休を取りづらい・・・悩みは尽きません。」

公務員であるA子さんは育休を最長で3年取得することができます。周りの女性職員たちも間を空けずに第2子、第3子を出産し、続けて育休を取得する人も多くいました。中途半端に戻って数か月~数年で再び育休となるよりは周りの負担も少ないからです。A子さんもできれば第1子出産後の育休期間で第2子を妊娠することを望んでいました。
しかし、今度は不妊治療の結果がなかなかでず、苦しむことになったのです。

■不妊治療で夫婦に温度差。険悪ムードに■
A子さんはいわゆる”二人目不妊”となりました。実はA子さんのように一人目は妊娠できたのに、二人目はなかなかできない・・・という悩みを抱えている人も多いのだそうです。

Aさん:「一人目の時はタイミング法で妊娠しましたが、今回はなかなか成果が出ず、思い切って人工授精にステップアップすることを決意しました。不妊治療は通院も多くなるし、予定通りにはいかないことも多いので、育休期間中になんとか妊娠したいと思っていたんです。ところが、夫が少しずつ不妊治療に難色を示すようになってきました。協力はしてくれるものの、「別にそこまでしなくても・・・」と言ってくるんです!私は出産できるリミットや、子供が成人するまでのこと、仕事のことも考えたうえで不妊治療しているのに、夫にはそれがわかってもらえない。とくに”一人いれば十分”という言葉は今でも忘れられません。そういう問題じゃないじゃないですか?!だったら「二人目は?」と聞いてくるあなたのお母さんを黙らせてよ!って思っちゃいます。」

不妊治療は精神的、肉体的、金銭的な負担があります。治療しても必ずしも報われるわけではありません。女性側は毎月「できなかった」と落ち込んでしまい、その姿を見ている男性が精神的に辛くなってくることも多いようです。
また、女性が必死になるあまり男性の気持ちが冷めてしまうということもあるんだとか。「不妊治療に対する思い」は夫婦間でもなかなか同じにはなりません。こうした夫婦間での考えの違い、温度差が原因で夫婦仲が険悪になったり、最悪離婚にまで発展することもあるようです。

A子さんは現在育休が明けて仕事に復帰しています。不妊治療にかける時間がないため一旦治療はストップ。しかし、気持ちのモヤモヤは募るばかりで最近は夫に対して冷たく当たってしまうことも増えたということです。

Aさん:「お互いに顔を合わせれば喧嘩という毎日です。私としては不妊治療を再開したいのですが、夫は賛成してくれません。毎回その話で言い合いになってしまいます。息子はかわいそうですが、正直離婚も考えています。」

実はA子さんのように不妊治療への気持ちのすれ違いから離婚を考えてしまうケースも最近は少なくないようです。

 

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辛い不妊治療、頑張れる理由は夫にあり。

2組目は都内在住、結婚5年目のBさんご夫婦。現在は賃貸住まいで共働き。夫婦2人の生活です。
結婚時点でともに30歳を超えていたため、1年たっても自然妊娠しなかった時点で不妊治療をスタートしました。

■不妊治療と仕事の板挟み■
Bさん夫婦は自宅周辺の産婦人科で不妊の検査を一通り行いました。両者ともに問題はないため、まずは排卵誘発剤を使いながらタイミングをとる方法を医師にすすめられました。

Bさん:「私は自宅から職場まで1時間かかります。不妊治療は自宅近くの病院に通っていたため、平日は仕事を遅刻か早退しないと通うことができませんでした。できるだけ仕事が休みの土曜の診療を希望しましたが、タイミングがいつ来るかわからないし、平日にどうしても通わなければならないこともあったんです。職場で不妊治療していることも言えず、通院が増えることですごく肩身が狭い思いをしました。」

不妊治療は通院回数も多く、通院するタイミングも急遽変更になることがあるため、仕事をしている女性には難しいこともあるようです。かといって不妊治療を公表することもできず、Bさんのように板挟みになってしまうことも多いようですね。

■流産と親族の妊娠■
Bさんは不妊治療を開始して半年ほどで妊娠することができたのですが、残念ながら妊娠初期のタイミングで流産してしまいました。それと同じタイミングで夫の妹が妊娠。義妹は大事な時期だから、と流産のことは夫婦の間でとどめておくことにしたのですが・・・

Bさん:「流産したのが年末だったので、お正月は正直辛かったです。親族が集まってみんなで義妹の妊娠の話で持ち切り。幸せそうな雰囲気で、私も笑顔を作っていましたが、あんなに孤独な気持ちを感じたことはなかったです。夫も自分の妹の妊娠を心から喜んでいましたし、私だけが取り残された気持ちになりました。どうして私は妊娠できないんだろうって。病院の先生は「流産してしまったけれど、妊娠できることがわかってよかった。」というし、夫は「流産はしかたがないこと」という態度。私は悲しくても夫の前ですら泣くことができませんでした。」

Bさんは「子供ができなくて悲しんでいるのは自分だけなのだろうか」と夫の気持ちがわからず、離婚して楽になりたいと考えることもしばしばあったようです。

■不妊治療への夫婦の本音■
Bさんはモヤモヤしながらも不妊治療を続けました。夫は協力してくれるものの、本心がわからず、なかなか妊娠できない苛立ちから八つ当たりしてしまうこともあったようです。

Bさん:「不妊治療はどうしても女性側の負担が大きくなります。仕事で肩身は狭いし、治療のために何度も通院しなければなりません。自分だけが苦労しているようで、夫に対して苛立つことがどんどん増えていきました。そして、ある時自分の気持ちをぶちまけて夫婦で本音で話し合ってみたんです。自分がどれだけ苦しいのか、今まで言えずに我慢していたことも全部話しました。」

Bさんの夫はそこで初めてBさんの気持ちに気づいたのでした。不妊治療の辛さは夫婦間であっても見えにくい部分があります。正直に話すことで男性も理解し、協力的になれるのかもしれませんね。

Bさんは今も不妊治療を続けていますが、最近は夫も「今週はタイミングだよね?」「今月は残念だったけど、また頑張ろう!」と一緒になって不妊治療に前向きになってくれたそうです。夫が寄り添ってくれることで、孤独感もなくなり、不妊治療も前ほどつらくなくなってきたそうです。

Bさん:「子供はほしいです。でも、不妊治療を通して夫婦の絆が深まったので、もし子供に恵まれなかったとしても、この人が一緒にいてくれるなら夫婦2人も悪くないかもしれない、と思うようになりました。」

夫婦が同じ温度感で不妊治療に取り組めるのは、女性にとって心強いことですね。

 

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まとめ

不妊治療は夫婦でよく話し合うことがポイントになるのかもしれませんね!

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