モアナと伝説の海の評価と感想!あらすじから映画のテーマを徹底解析!!

モアナと伝説の海の評価と感想!あらすじから映画のテーマを徹底解析!!


「モアナと伝説の海」がついに公開されましたね!
さっそく公開日に映画を見てきたので、評価や感想を書いていきたいと思います。

あらすじからこの「モアナと伝説の海」が伝えたいテーマについても解析しちゃいます!

 

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「モアナと伝説の海」のあらすじ

「モアナと伝説の海」のあらすじからご紹介しましょう!

映画は数千年前、世界にまだ海しかなかったころからお話がスタートします。
ある日、ティフィティという女神が現れ、その力で海しかなかった世界に次々に島や草花を生み出していきました。

すると海に住む者たちは、ティフィティのもつ”心”があればこの力が手にできると考えるようになります。
そしてついに、風と海の神マウイによってティフィティの”心”が奪われることに…
心を奪われたティフィティは闇に包まれ、必死に逃げたマウイも逃げる途中で大地と炎の悪魔ティカァによって海にたたきつけられてしまうのです。
マウイはこの時、神々から授かった”神の釣り針”と”ティフィティの心”をなくしてしまったのでした。

この話は伝説として語り継がれ、モアナのおばあちゃんは
「いつか誰かがマウイを連れて”ティフィティの心”を返しに行かなければ、世界は闇に包まれてしまう。」と信じていました。
モアナも幼い頃からおばあちゃんにこの物語を聞かされていたのですが、族長であるモアナのお父さんは「ただの伝説」だと言って信じません。
むしろ、サンゴ礁に守られた島を出ることを強く禁じ、海に心惹かれるモアナを度々諭すことさえあったのでした。
モアナはサンゴ礁の外に出たいという衝動を持ちながらも、
「族長としてみんなを守り、ここで一緒に生きていくんだ」と必死に自分の使命を全うしようとします。

ところが、モアナが次の族長として父親の後を継ごうとする頃、村には次々と異変が…
どうしたらいいのかと悩むモアナにおばあちゃんはモアナたち一族のルーツと”ティフィティの心”を返す使命を話します。

父親からの反対や自分の心の迷いと戦い、おばあちゃんから背中を押されて海へ漕ぎ出すモアナ。
風と海の神マウイを探して、”ティフィティの心”を返す旅が始まったのでした!!

 

「モアナと伝説の海」の評価と感想

筆者、さっそく公開日にこの「モアナと伝説の海」を映画館で観てきました!
海外ではすでに評価も高く、爆発的なヒットとなった「アナと雪の女王」にも劣らないと言われているようです。

注目度も高く、劇場もなかなかの混雑状況でした。

ではでは、さっそく個人的な評価と感想を!

1.CG技術がすごい!
アカデミー賞でも長編アニメーション賞にノミネートされていた「モアナと伝説の海」ですが、
まず最初に驚くのがそのCG技術の高さ!!

「え、アニメーション?」って思ってしまうほどの立体感!
「アナ雪」でもアニメーションの技術がかなり上がってるな~と思いましたが、それ以上です!

特に「モアナと伝説の海」は海や草木など、自然の描写が多いこともあってマジで美しいです。
透き通った海はCMなんかでもよく見ますが、本当にきれいですよね。

しかし、私が今回一番感動したのは「夜」の描写!
星空や、月に照らされた海・・・もうこれだけを見るために映画館行ってもいいと思います。

物語の重要なポイントで、おばあちゃんがエイの姿でモアナを導くシーンがあるのですが、映像の美しさと相まって感動MAX!!
私はここで泣きましたね。
映像が美しすぎて感情を揺さぶられるってすごいですよね~。
ぜひぜひ大迫力の映画館で見てほしいところです。

2.声優の歌唱力がすごい!
今回、主人公モアナの声優を務められたのはミュージカル経験のある新人女優の屋比久知奈さん。
やはりミュージカルをやられているだけあって歌唱力が素晴らしかったです!!
力強く、伸びやかな歌声がモアナのまっすぐで一生懸命なキャラクターにぴったり★
ロングトーンなんかもスパーンと声が通っていて、聞いていて心地いいですね~。

そして個人的に「意外!!」と思ったのがマウイの声優を務めた尾上松也さん。
事前に声優が尾上松也さんというのは知っていましたが、まさかこんなに歌える歌舞伎役者さんだったなんてw
綺麗なイケメンボイスで声だけでちょっと好きになりそうでした。
声が素敵な男性っていいですよね!(話それてる)
マウイって役柄的にちょっとチャラいというか、勘違い野郎的な部分もあるんですが、なんだか役柄にピッタリな声でしたよ。

3.テーマがはっきりしてる!
「モアナと伝説の海」を見ると、全体的なテーマというか伝えたいことがすごくはっきりしてるなって思いました。
モアナとマウイは”ティフィティの心”を返す旅の中でそれぞれに悩んだり、苦しんだりして、一見かみ合っていないように見えます。
でも、最終的に大切なものに気づいたとき、結局同じものを探していたことがわかります。

「自分が何者なのか」悩んでいる人には背中を押してもらえる作品なのではないかと感じます。
この辺りについてはテーマを解析して詳しく掘り下げていきましょう!

 

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モアナと伝説の海のテーマとは?

主人公で族長娘モアナと風と海の神マウイは全く正反対のキャラクターです。

モアナは族長の娘として幼い頃から周りに期待されて育ちます。
モアナ自身も「族長の娘として、期待に応えなきゃ!」と一生懸命。
周りの人を支え、次期族長として自覚をもって過ごします。
海や外の世界への興味もあったのですが、
「ここでみんなと一緒に生きていくことこそ幸せ」と、いつしか自分でも納得していくようになります。

そうです、モアナは超真面目ないい子なんです!!

だからこそ、”ティフィティの心”を海から託された時も
「海に選ばれた」という自分の使命を全うしようと必死になったんですね。

一方、半分神様で半分人間のマウイは”ティフィティの心”を盗んだ自分勝手な奴と言われています。
実際モアナがマウイを見つけても最初は言い訳ばかりで全く協力してくれません。
「神の釣り糸がないから~」
「ティカァには勝てないから~」
と”ティフィティの心”を返しに行くのを嫌がります。
そのくせ自分の功績を自慢する自称”英雄”。

しかし、”神の釣り糸”がないとなんにもできない…。
一応、風と海の神なので航海技術はもっていますけどね。

まるで優等生と問題児のようなモアナとマウイ。
でも二人とも実は同じことで悩み、戸惑っているのです。

「自分は何者なのか」

モアナは「族長の娘」や「海に選ばれた者」としてならいくらでも一生懸命に役目を果たそうとします。
「期待に応えたい」という気持ちが強いので、
「するべきこと」をやるのはとても得意なんですね。
でも「ただのモアナ」になると途端にどうしたらいいのかわからなくなってしまう。

本当は「自分がどうしたいか」という気持ちはあるのに、
「族長の娘として」「海に選ばれた者として」どうすべきなのかを優先してしまうがために、
自分の本当の気持ちに正直になることが悪いことなんじゃないか…と感じてしまうようです。

そしてマウイは「”神の釣り針”がなければ自分は”マウイ”ではない。」と思っています。
自分が”マウイ”であるために”神の釣り針”に固執したり、人に喜んでもらうためにいろんなことをしたり、
実は必死に自分の存在意義を保とうとしているんです。
”ティフィティの心”を盗んだのにも、本当は理由があったんです。

二人とも
「こうじゃなきゃいけない」
「こうすることを期待されている」
という気持ちがものすごく強い。
そしてそれが「一番いいことなんだ」と思い込もうとしているから、
どうしても本当の気持ちとのはざまで苦しむことになってしまうように思います。

この「モアナと伝説の海」はモアナとマウイが本当の自分に気づくための旅なんじゃないかなと思います。
なにかをするから、なにかをもっているから自分でいられるんだと思っていた二人が、
「自分が”自分でいること”が大事なんだ。」と気づいたときに本当の一歩が踏み出せたように感じます。

「モアナと伝説の海」は、この「自分が”自分でいること”が大事」というのがテーマなんじゃないかな~。

 

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まとめ

映像は本当にきれいでした!映画館だと迫力もあっていいですよね!

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