日焼け止めの敏感肌用ってある?選び方で肌の負担を減らすおすすめの方法!

日差しが強くなってくると日焼け止めの出番も増えてきます!本当は1年中日焼け止めを使うのがベストと言われていますが、肌への負担や着け心地を気にして、なるべく日焼け止めはつかいたくない・・・なんて方もいるかもしれませんね。でも、さすがにこれからの季節は強い日差しの元日焼け止めを使わないわけにはいきません!そこで今日は敏感肌やお肌への負担が気になる方がどうやって日焼け止めを選んだらいいのか、そのおすすめの方法をご紹介したいと思います。
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日焼けの仕組みとは
そもそもなぜ私たちは日焼け止めを塗る必要があるのか?まずは日焼けの仕組みについて知るところから始めてみましょう!
■日焼けによるデメリット■
昔から「色の白いは七難隠す」という言葉があります。色白であれば、他に外見の欠点があったとしても魅力的に見えるという意味で、日本人の色白信仰をよく表しています。確かに透き通るような色白は女性として大きな武器になりますよね!そういった美容的な意味でも日焼け止めは大切なものです。しかし、日焼けによるデメリットは肌が焼けしまう以外にもいろいろあるのです。
・紫外線アレルギーを引き起こすことも
・白内障の原因となる可能性がある
・シミ、シワ、たるみを悪化させる
これはあくまで強い紫外線を対策もせずに日常的に浴びた場合の話も含まれるので、過剰に心配する必要はありませんが、やはり紫外線は私たちの人体にいろいろと影響があるようです。皮膚がんや白内障については特に色素の薄い人種の方に影響が大きいようです。よくサングラスをかけている海外の方いらっしゃいますが、瞳の色が薄いと目も日焼けしてしまうんですよね。実はおしゃれと実用性を兼ねているんですね!
また、最近増えてきているのが紫外線アレルギー。日光アレルギー、日光皮膚炎、日光過敏症などと言われることもあるようですが、これは日常的に浴びるような紫外線でもアレルギー反応を起こしてしまい、皮膚がかゆくなったり、腫れてしまったりというアレルギー症状がでるのだそうです。他のアレルギーと同じようにある日突然アレルギー反応がでることもあるので、発症を遅らせるためにも日焼け止め対策が必要と言われています。
あとは単純に色が黒くなる以外にも、お肌のシミだけでなくシワやたるみの原因になるとも言われています。シミはなんとなくわかる気がしますが、シワやたるみにまで影響があるのは筆者も驚きです!なんと紫外線には2つの種類があって、それぞれ作用する部分が違ったのです。
■紫外線Aと紫外線Bの違いとは?■
紫外線とは太陽光線の一種です。その紫外線の中でも波長の違いによって、紫外線Aと紫外線Bというものがあり、それぞれ私たちの肌に与える影響が違ってきます。
まず、紫外線Bについて。
紫外線Bは紫外線Aに比べて波長が短いため、雲やオゾン層に阻まれて地上には10%程度しか届かないと言われています。人の肌においても表面への影響に留まることが多いため、肌に炎症を起こしたり、日焼けしたりするのはこの紫外線Bの影響が強いようです。一般的に私たちが思っている日焼けのイメージは紫外線Bのほうですね!
それに対して紫外線Aは波長が長く、私たちの肌の奥まで届いてしまいます。実はこの肌の奥まで届いてしまう紫外線Aが肌のコラーゲンに影響を与え、シミやシワ、たるみの原因になっているんだとか!!紫外線Aは紫外線Bのように肌表面への影響がわかりづらい分厄介かもしれません。もちろん雲やオゾン層も通過しやすいので、曇りの日でも意外と紫外線Aを浴びていたりします。
ですから日焼け止めは晴れていても曇っていても、もちろん季節に関わりなく、なるべく塗った方がいいんですね~。
■日焼けによるメリット■
ここまで書くと日焼けは悪!のようになってしまいそうですが、もちろん日焼けにはメリットもあります!!太陽の光を浴びることは私たち人間にとって必要不可欠ですからね。
・精神疾患の予防になる
・やる気を向上させてくれる
・健康的に見える
ビタミンDは太陽の光を浴びることで体内で合成されます。このビタミンBは歯や骨に必要なカルシウムやリンの吸収を促してくれるため、成長中のお子さんや妊娠中、授乳中の女性にはとくに必要なものとされています。体の免疫力もアップしてくれるので、病気のリスクに備えることも!
また、太陽の光を浴びると「セロトニン」と呼ばれるホルモンが分泌され、幸福感を得やすくなるとも言われています。体だけでなく、精神的な効果もあるんですね。日照時間が長い地域の方がそうでない地域に比べて精神疾患を患う人も少ないそうですよ。
そして、色白も素敵ですが小麦色の肌が健康的で好き!という人もいますので、日焼けで魅力アップもできますね。欧米では日焼けしている肌はセクシーでゴージャスと人気だそうです。
このように日焼けにはデメリットもあればメリットもあります。大切なのは適切なケアをするということ!そのためにも自分の肌にあった日焼け止めを選ぶのはとても重要なんですね。
それでは、続いて敏感肌の人が日焼け止めを選ぶ際のおすすめの方法をご紹介していきましょう。
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敏感肌はここに注意!日焼け止めのおすすめの選び方
日焼け止めは毎年どんどん改良されていますよね!強力な紫外線に対応できるものから着け心地にこだわったもの、顔用、体用、髪用・・・と用途によって分けられていたりもして、結構悩む方も多いのではないでしょうか。
そんな時に皆さんはどうやって日焼け止めを選んでいますか?
■日焼け止めは数値が高い方がいいの?■
日焼け止めにはSPFとPAの値が表記されていますよね。若かりし頃の筆者は、とりあえずSPFとPAの数値が高ければ日焼け止め効果もバッチリなのでは?!と安易に考えていました。でも、実際にSPFとPAが何なのかはよくわかってていなかったんですよね。。。
SPFとは”紫外線防御指数”のことです。これは「紫外線を浴びてから日焼けしてしまうまでの時間を〇〇倍遅れさせまっせ!」という値です。一般的に人が日焼けするのは紫外線を浴びてから10分~20分くらいと言われています。
例えば、SPF30の日焼け止めを日焼けしにくい人が塗った場合、20分×30 =10時間 日焼けする時間を遅らせることができます。この同じ日焼け止め日焼けしやすい人がを塗った場合は10分×30 =5時間 日焼けする時間を遅らせることができます。これはつまり、紫外線B(肌表面に影響がある紫外線)の予防指数ですね。
これに対しPAとは”紫外線A防御指数”のことです。+の数を指数として表記されていますが、この+が多いほど紫外線Aの防御効果が高いということになります。
ここまで書くと、SPFとPAは高ければ高いほどいいような気がしてしまいます。しかし、それだけ防御力が高いものですから、やっぱりその分お肌にも負担がかかります。肌荒れや肌の乾燥の原因になることもあるので、特に敏感肌の人の中には強い日焼け止めが苦手な方もいるかもしれませんね。
■日焼け止めはシチュエーションでの使い分けがおすすめ■
例えば、朝の通勤で1時間日光を浴びるけど、その後は夜帰るまでずっと屋内という人が日焼けを16時間も遅らせるSPF50の日焼け止めを塗っても肌に負担がかかる割にメリット少ないですよね。そんなときは負担の少ないSPF低めの日焼け止めを朝とランチに行く前に塗った方がずっと効率的です!普段はSPF20~30くらいの日焼け止めを使用し、お休みや外回りでずっと外に出ていることが多い日はSPF50の日焼け止めを使用するなど、使い分けるのがおすすめ!とくに敏感肌の人はできるだけ肌に負担がかからないように上手に使い分けたいですね。
■敏感肌には紫外線吸収剤不使用がおすすめ■
日焼け止めには紫外線吸収剤を使っているものと、紫外線散乱剤を使っているものがあります。全然そんなの気にしたことなかった筆者ですが、紫外線の防止の仕方がそれぞれ違うようです!
紫外線吸収剤は一旦紫外線を吸収し、化学変化で熱や赤外線に変化させて放出させることで、肌への紫外線の影響を防いでくれるもの。紫外線散乱剤は紫外線を反射して肌への影響を防いでくれるものです。こちらは鉱物由来の成分が入っていることが多く、金属で光を反射するようなイメージに近いみたいですね。
敏感肌の方は肌の上で化学変化が起きる紫外線吸収剤入りの日焼け止めで肌に負担がかかりやすいので、使うのなら紫外線吸収剤が含まれていない日焼け止めがおすすめです。
■敏感肌には化学成分、添加物が少ない日焼け止めがおすすめ■
日焼け止めには意外と化学成分や添加物が含まれているものもあります。他の人が使って大丈夫なものでも、敏感肌の人には肌への負担や刺激が強い場合がありますので、紫外線の防御数値だけでなく、使われている成分にも気を付けたいですね。敏感肌用スキンケアブランドのものや、子供用の日焼け止めには化学成分が少ないものもありますので、おすすめです。
■敏感肌には保湿成分配合の日焼け止めがおすすめ■
日焼けは想像以上に肌の乾燥を招きますが、実は日焼け止め自体も肌の乾燥の原因になることがあるのです!敏感肌の人にとって乾燥は大敵!!日焼け止めを選ぶ際は保湿成分入りかどうかもチェックするとよいですね。最近は着け心地を重視したジェルタイプやローションタイプもありますが、ミルク系やクリーム系で乾燥を防いでくれるようなものだとしっとりするのでおすすめです。
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まとめ
これから日焼け止めが活躍する季節ですね!日焼けは時間がたつと効果が薄れてきてしまうので、こまめに塗りなおすと良いですよ!
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