妊婦さんの電車通勤、心配事や体験談。みんなどう対応してる?

妊婦さんは妊娠中の生活で気になることがたくさんでてきますよね。大切な赤ちゃんを守るためですから、必死です。そんな妊婦生活の中で心配なこと1つといえば、電車通勤があげられるのではないでしょうか。とくに都内の通勤ラッシュ時間に電車に乗らなければならない妊婦さんは大変!みんないったいどうしているのでしょうか?
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妊娠中の通勤電車がこわい
最近は働きながらの妊娠、出産が当たり前になってきましたね。一昔前だったら、退職される人も多かったようですが、産休・育休が整備されたことで、出産のギリギリまで普通に働く女性も増えてきました。
とはいえ、妊娠中のワーキングライフはなかなか過酷です。とくに電車通勤は妊娠していない状態でも辛いですから、体調を崩しやすく、大事な赤ちゃんをお腹に宿している妊婦さんにとっては恐怖でもあるでしょう。
■妊娠中の電車通勤体験談
実際に妊娠中に都内の職場まで電車通勤していた、という方々の意見を集めてみました。皆さん、やはり大変な思いをしてらっしゃるようですね。
「仕方ないとはわかっているけれど、満員電車でお腹を押されると血の気が引く」
「お腹も重いし、腰も痛いし、電車内でバランスをとるのが大変だった!」
「妊娠中は眠気がひどく、疲れやすかったので立っているのが辛かった」
「つわり中だったので、電車内のもわっとした空で気持ち悪くなった」
中にはこんな方も!
この女性は貧血により、失神してしまったのだそうです。自分では大丈夫、と思っていても、普段の体と妊婦の体は違います。何が起こるかわからない、ということは常に心にとめておいたほうがいいですね。
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■妊娠中の電車通勤で心配なこと
妊婦さんにとって、電車通勤中に体調を崩してしまうことも心配ですが、意外にも別のところで気持ちにストレスを抱えている方も多いようです。それは他の乗客の態度。
ネットでもよく目にしますが、妊婦さんに対して優しい心で接することができない方もいるようです。。。
事例1.妊婦を見るなり寝たふり
電車に乗ろうとしたとき、妊婦の自分を見るなり寝たふりをされた。という話は本当に多いです!実際に日本の電車内は寝ている人が多いので、みんながみんな「妊婦さんだ!寝たふりしよう!」と思っているわけではないとは思いますが、「邪魔者扱い」されたように感じて傷つく妊婦さんもいらっしゃいます。仕事で疲れているのはみんな同じ!と思う方もいるかもしれませんが、妊婦さんの体は想像以上に繊細。思いやりをもって席を譲れる心のゆとりが持てる社会になってほしいですね。
事例2.勝手に傲慢妊婦認定される
ネットでは時々傲慢な態度の妊婦さんの情報が流れたりします。それをまるで「全妊婦が傲慢なんだ!」と誤った認識を持っている方も極稀にいるようです。「席を譲れって態度がいや!」「妊婦だったら優先されて当然だと思っている」なんて考えて、実際に乗り合わせた妊婦さんに悪態をつくような方もいるというから驚きです!!多くの妊婦さんは席を譲ってくれればその好意をうれしく思うくらいで、「妊婦なんだから譲って!」なんて思っている人の方が稀です。こんな話を聞いてしまうと、たとえ体調が悪くなっても席を譲ってほしいといい辛くなってしまいますよね・・・
事例3.マタニティマークをつけていると危険
過去に別の記事でも取り上げましたが、妊娠しているだけで悪意をもって接してくるような方もいます。その思いは様々なのでしょうが、「幸せアピール」と受け取って逆恨みされることもあるようです。妊婦さんはそんなつもりでつけてないと思うんですけどね・・・。通勤電車という密室の中でこんな人に遭遇してしまったら大変ですよね。
妊婦さんが本当の意味で安心して通勤電車に乗って仕事に行けるといいのですが・・・
妊娠中の通勤電車対策
電車通勤は大変ですが、だからといって仕事に行かないわけにはいかない!そんな先輩妊婦さんたちは、これまでどうやってこの難関を乗り越えてきたのでしょうか?
■通勤ラッシュを避ける
妊婦さんの多くは、なるべく通勤ラッシュを避けて比較的すいている電車に乗るように気をつけていたそうです。乗る電車を1時間変えるだけでもだいぶ変わりますので、会社に相談して時差出勤ができれば活用してみるのもいいですね!
■始発駅を利用する
使っている路線にもよりますが、始発で確実に席に座れる電車があれば、是非利用したいですね。最初から座っていれば、誰かに文句を言われるかもしれないなんて気苦労もしなくてよいです。席に座るために30分近く電車を見送って始発に乗るという妊婦さんも少なくないです。大変ですが、やはり立ったままより座った方が安心です。
■通勤経路を変える
同じ職場に行く場合でも、最寄り駅が複数ある場合もありますよね。路線によって混雑具合も違うので、妊娠してからは通勤経路を変える妊婦さんも多いようです。その分通勤時間や、歩く距離が長くなってしまうこともありますが、ぎゅうぎゅうの満員電車よりは・・・ということでしょう。
妊娠中の通勤電車はなかなかの悩みの種です。本当は妊婦さんが安心して電車に乗れるような社会になってくれるのが一番なのですが・・・。心に余裕が持つのも大変な社会なので、誰かに何とかしてもらうことより、自分で何とかした方が確実なのかもしれないですね。
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まとめ
妊婦さんが安心して生活できる環境が整わないと、今後妊娠予定の方の不安もぬぐえなくなってしまいます。少しずつでも変わっていくといですよね。
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