母子家庭の娘の離婚率は高い!その原因と根拠に驚き!!

「母子家庭の娘の離婚率は高い」という意見や質問がどうやら巷に溢れているようです。
私自身、思うところがあって検索してみたのですが、同じことを感じている方は意外と多いのですね。 ここまで「母子家庭の娘」=「離婚率が高い」と思う人が多いのは、実際に身近な女性が離婚したと思ったら母子家庭だったり、両親に離婚歴があったりという例があるからでしょう。 では、これは単なる偶然なのか、それとも根拠がある現象なのか… 調べてみると驚くべき事実が明らかになりました!
【スポンサードリンク】
まず、統計的に見てみたとき、両親に離婚歴がある家庭と離婚歴がない家庭の子供の場合、
両親に離婚歴のある子供の方が、自分自身が結婚した際も離婚する確率が高いと言われています。
では、なぜ離婚率が高いのか、「母子家庭の娘」の場合に焦点を当てて、その根拠を詳しく追っていきましょう!
家庭内での父親のイメージが悪くなる
母子家庭の場合、母親が別れた父親の悪口を娘に延々聞かせるということは多いようです。
幼い頃に両親が離婚し、父親を知らない娘はもちろんですが、
父親の記憶がある娘も、唯一の保護者となった母親にも捨てられるのではないかという恐怖や、
母親に対する同情から「母親の意見が正しい」と思い込もうとするようです。
父親本人がどうであったかに関わらず、娘の中で父親が完全なる悪者に仕立て上げられるわけです。
歪んでしまった父親像はそのまま将来娘が結婚した時に、その夫のイメージにも影響を与えてしまいます。
夫婦ですからいつでもお互いに思いやり、優しく、楽しくというわけにはいかないこともありますが、
そういった場合に母子家庭の娘は「父親」というものに対して悪いイメージが強いため、
「やっぱりこの人もだめなんだ」
「お母さんのように私も苦労させられるんだ」
という気持ちに支配されがちなのです。
また、実際の父親の家庭での役割が曖昧であるため、
子供の前で夫を蔑ろにしたり、夫の悪口を平気で言うようになったりします。
こんな関係ではお互いに息が詰まってしまいますよね。
次第に気持ちが離れて離婚に至るようです。
離婚して母子家庭でも生計を立てていた母の姿を見ている
女性が離婚して女で一つで子供を育てるのは昔ほど難しいことではなくなってきました。
収入面や仕事面で苦しい思いをすることはありますが、
現在は公的な補助も充実してきましたし、シングルマザーが珍しくなくなったことで仕事でも周りの理解を得やすくなってきています。
しかし、やはり母親だけで子供を育てるのには大きな不安を感じる女性は多いですよね。
それが離婚を踏みとどまらせる理由になることも少なくありません。
が!母子家庭で育った娘の場合、そうでない女性よりも離婚に踏み切ることが多いといいます。
なぜなのか?!
それは、実際に母子家庭でも子供を育てられたモデルとなる自分の母親を見ているからです。
もちろん苦労する姿も見ているのですが
「意外と何とかなる」
ということを知っているため、母子家庭でない娘よりも離婚の障壁が低くなるようです。
前向きと言えば前向きなのかもしれませんね。
基本的に「男性に頼らずに生きていこう」という気持ちがあるのかも。
【スポンサードリンク】
子供ができるなど、突発的に結婚に踏み切りやすい
両親が離婚すると、子供は精神的にかなりのダメージを受けます。
父親の暴力やアルコール中毒など、子供自身も「別れた方がいい」と思っていた場合でも、
片方の親を失う喪失感は生まれてしまうようです。
片親になってしまうと、仕事に家事にと追われる親に甘えられなくなってしまうため、
さみしさを紛らわそうと他者に依存してしまう子供も多いようです。
とくに女の子の場合、異性にその依存が向きやすいようです。
また、女性は子供のころの父親とのコミュニケーションで
「本当にこの男性は自分のことを愛しているのか」
を判断する力を養うと言われています。
母子家庭で育った娘はこの力を養うことができないため、
自分のことを本当に大切に思っている人ではなく、
表面上だけでも愛情を注いでくれる男性に気持ちを動かしてしまうことがあるようです。
若くして結婚したり、子供ができて結婚したりすることが多いのも、
男性に依存し、愛情の真偽を十分に確認しないまま、すぐに結婚してしまうからのようです。
この場合、後になって「やっぱり違った」となってしまい、離婚に至ってしまいます。
また、別のパターンとしては、不倫に走りやすい傾向もあるようです。
母子家庭の娘は、男性からの愛情を強く求めるさびしがり屋な面を持ちます。
そのため、夫の愛情が確認できなかったり、夫以外の人から好意を寄せられたりすると不倫に走りやすいのです。
そのまま不倫相手に対して本気になったり、夫にバレたりでこちらのパターンの場合も最終的に離婚となります。
夫婦の絆が信じられない
両親が離婚前に仲が悪かったなどの場合に多いようですが、
夫婦の絆というものを最初からあまり信じていないパターンもあるようです。
この場合、結婚する時点で「ダメだったら離婚すればいい」と思っていることも多く、
離婚に対する抵抗もあまりないのです。
離婚を肯定的に捉えていたり、夫婦は所詮他人という意識があるため、
夫婦間のちょっとした問題や夫に対する不満でも、
二人で解決ための努力をする前に、簡単に離婚に踏み切ることができてしまいます。
夫婦よりも母子の絆の方異常に強い
母子家庭の母と娘の関係はとても強いです。
近年は、妻が実家に入り浸って離婚なんてケースも増えているようですが、
これは娘だけでなく、母親の方にも原因があるから厄介です。
母子家庭の娘は自分を一生懸命育ててくれた母を大切に思う気持ちと、
一人になってしまう母を心配する気持ちが人一倍強いようです。
それ自体はとても素晴らしいことなのですが、
時に夫よりも母親を優先してしまうことがあります。
定期的に母の様子を見に行ったり、夫に同居をお願いしたりというレベルであればそれほど問題はないのでしょうが、
自分の家庭をないがしろにし、家事全般を放棄したり、すべて母に甘えてしまうなんてことも!
これでは夫も黙っていられないですよね。
ここで母親が娘を突っぱねられれば良いのですが、
母子家庭の場合、母親が娘の行動を容認するどころか助長させることもあります。
なぜか?
それは母親自身も娘に依存しているからです。
夫と離婚し、娘を育てるために必死に生活してきた母親にとっては娘がすべてです。
娘が独立し、結婚して自分自身も新しいスタートを切ることができればよいのですが、
娘がいなくなって突然さみしくなってしまうパターンがあるのです。
離婚していて自分には夫がいませんから、娘がいなくなったら本当に一人ぼっちになってしまいます。
娘が結婚して初めてこのことに気づき、
中には事あるごとに娘に離婚して自分のところに戻ってくることを進める母親もいるそうです!!
これがただでさえ離婚しやすい母子家庭の娘の離婚したい気持ちを後押ししてしまうんですね。
まとめ
離婚にはそれぞれ理由がありますから、離婚や母子家庭が悪だ!ということではありません。
ただ、母子家庭の娘さんは両親の離婚によって傷ついたことで少なからず大人になった時に影響が出てしまうことが考えられるのです。
母子家庭の母親、娘は客観的に自身を見つめること、娘の夫は人一倍妻に愛情を注ぐことで離婚回避につなげていけるのではないでしょうか。
LEAVE A REPLY