不妊治療で夫の協力を得る方法は?ストレスで爆発する前に説得しよう!

不妊治療で夫の協力を得る方法は?ストレスで爆発する前に説得しよう!


不妊治療は夫婦2人で協力し合うことが大切。治療だけでもストレスなのに、妻側からすると夫が協力的でないことはかなりの負担になります。そこに悩んでいる女性も意外と多いようです。いったいどうしたら夫は協力的になってくれるのでしょうか?
今回は不妊治療に対して長年協力が得られなかった夫の説得に成功したAさんにお話を伺ってみました!

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2人目がほしい妻と1人で十分な夫

Aさんは20代前半で結婚、すぐに第1子に恵まれたものの、その後なかなか2人目ができませんでした。自身が兄弟と仲がよかったこともあり、第2子を切望。2人目不妊で不妊治療をしていましたが、成果が得られず治療のステップアップを検討していたのですが・・・

■食い違う夫との意見
Aさんはタイミング法を1年ほど続け、人工授精を3回試みましたが成果が得られませんでした。このままだらだら続けるよりは体外受精に移行したほうがいいのではないか、と考え夫に相談しました。すると夫はあまり乗り気でない様子。

「最初は体外受精というものに抵抗があるのかな、と思っていました。だから治療について細かく夫に説明したんです。ところがなんだかんだ理由をつけてはっきりしないんです。」

何を気にしているのかはっきりとわからないまま話し合いを続けるものの、「でも」「だって」を繰り返さす夫にストレスが募るAさん。次第に喧嘩が絶えなくなっていきました。

「とくに一番腹が立ったのは息子を引き合いに出してきたときです!自分は子供に好かれない、息子は自分に懐いていない、次に生まれてくる子にも愛情がもてるかわからない、なんて言うんですよ!そこまで言えるほど息子をかまってもいないくせに!父親としてどうなの?!と思ってしまいました。」

それでも月に1度のチャンスは逃せないので、排卵期はなるべく喧嘩にならないよう気を使っていたAさん。2人目を授かるために1人モヤモヤした気持ちと戦っていたのでした。

■周りからのプレッシャー
Aさんの住む地域は一人っ子家庭が少なく、息子も保育園にいくようになってからは兄弟をほしがるようになりました。

「僕にはなんで弟がいないの?と無邪気に聞かれると本当に申し訳ない気持ちになります。親戚にも同世代の子がいないので、一緒に遊べる相手がいないのは寂しいのでしょう。クリスマスにサンタさんに”弟がほしい”とお願いしていたこともありました。それでも夫は息子の気持ちに無関心なんです。」

また、義母からの2人目催促もあった。「お宅の息子に言ってください」と何度出かかったことか。不妊は夫婦2人で乗り越えるべきことなのに、やはり妻側にプレッシャーをかける方はまだまだ多いようですね。そもそも当事者も周りも、夫側がもっと協力すべき、という意識が薄いのかもしれないですね。

■仕事と不妊治療
Aさんは息子の育休を終え、職場に復帰しました。もともと優秀だったこともあり、時短勤務を続けながらも役職も上がり、仕事は一見順調のようでしたが、実際はかなり苦労があったようです。
「息子が体調を崩して急に帰らなければならなった時など、やはり周りからは冷ややかな目で見られることも多かったです。それでも仕方のないことと割り切ってやってきました。でも、こんな状態で不妊治療ができるのだろうかという不安は常にあります。育児だけでもこんな状態なのに、不妊治療なんてもっと理解されないんじゃないかと。」

不妊治療は突然通院が必要になることも多く、仕事との両立は難しいところもあります。不妊治療のために退職するという女性も最近は少なくないといわれています。Aさんも仕事と不妊治療のどちらかを選ばなければいけないのかもしれないと考えることがあったそうなのですが、夫はAさんに仕事を続けてほしいとのこと。いよいよ1人でがんばることが難しくなってきたのでした。

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不妊治療に協力しない夫を説得!

なかなか周りの理解が得られず苦しんでいたAさん。それでも2人目がほしいという気持ちは変わらず、夫の説得を試みたのです!!長年喧嘩を繰り返してきたAさん夫婦でしたが、Aさんが冷静に立ち回ったことで、拍子抜けするほどあっさり解決してしまったんだとか。今回はその方法を教えてもらいました。

■夫の気持ちをすべて聞きだす
まず、最初にAさんが行ったのは「夫の気持ちをすべて聞くこと」です。今までも話し合いはしてきましたが、夫ははっきり何を考えているのか言いませんでした。その前に喧嘩になってしまうからです。そこでAさんはイライラする気持ちをぐっと堪えて、夫の話を時間をかけて聞いてみたのです。話を掘り下げていくと、夫が気にしていたの問題は大きく3つありました。

①子供が増えることへの経済的不安
②子育ての苦労を繰り返したくない
③妻の職場での立場

一番大きかったのは経済的不安だったことがわかりました。Aさんの夫は結婚するまで実家暮らしだったこともあり、家族のお金の流れがよくわかっていなかったのです。実際に自分が家庭を持ち、子供を養うようになってお金が想像以上になくなっていくことに漠然とした不安を感じていたのでした。
また、第1子が生まれた際に不慣れなこともあり、あまり育児に協力できなかったので「もう一度あれをやらないといけないのか」と思うと気が重かったようです。
さらに、自分の職場に子育て中の女性がいて、仕事上フォローすることも多く、育児中の女性にいい印象を持っていなかったというのです。妻も職場で同じように周りに思われているんじゃないか、仕事をやめさせられるんじゃないかと考え、不妊治療にも後ろ向きだったようです。

「今まで夫が不妊治療に乗り気でない理由をはっきり言わなかったのはこういうことだったんです。そりゃあ仕事も育児もやっている私には言えないですよね。自分の育児の負担が増えるのはいやだけど、それ以上に経済的なことが気になっているので、私に仕事を辞められたくないということだったんです。」

■夫の不安を1つずつ解消していく
問題がはっきりしたことで、Aさんはそれらを1つずつ話し合いで解消していきました。
まず経済的なことについては具体的な数字を示していきました。毎月の支出がどのくらいあって、預金がいくらたまっているのか。住宅や車のローンの返済状況から今後必要になってくる教育費の概算まで出しました。また、第1子が生まれたときと現在の夫婦2人の収入の違いも示し、前回よりも余裕をもって生活できることを説明したのです。

「夫は家計を私に任せていたので、詳しいことがわからなず”なんとなく”不安だったのです。そこを細かく説明していって、今の私たちなら十分にやっていけるということを説明したところ、やっと納得してくれました。」

また育児についても最初の右も左もわからない状況とは違ということや、Aさんも仕事は続けるつもりでいることを話しました。そしてようやく、不妊治療のステップアップに協力してくれることになったのでした。

「本心を言えば、仕事をやめて不妊治療に専念したいです。でも仕事が嫌いなわけではなしですし、実際続けられるなら経済的にも退職しないで済む方がいいです。会社の風当たりは強くなるかもしれませんが、ここは私ががんばるしかないですね。夫が納得してくれただけ、よかったと思うようにしています。」

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まとめ

夫婦間でも不妊治療に関する考え方は違います。夫がなかなか納得してくれないときはAさんのようにとことん話し合い、問題を明らかにして1つずつ解消していくのはいい方法ですね!

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