兄弟リスクがヤバい!負担回避するために気を付けるタイミングはここだ!!

“兄弟リスク”をご存知ですか?
兄弟リスクはこれから社会問題として深刻化することが心配されています。
できることなら不要な負担を回避したい!
そのためには絶対逃せないタイミングがあるんです!!
他人事と思ってると…手遅れになるかも?!
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兄弟リスク化社会ってマジ?!
そもそも”兄弟リスク”とはなんなのでしょうか?
兄弟リスクは、
兄弟がいるが故に生まれてしまうリスク。
例えば、こんなものが兄弟リスクと言われています。
2.困窮した兄弟の生活保護申請を手助けし、後ろめたさを感じながら生きるリスク
3.兄弟の介護のために経済的、時間的負担を負うリスク
4.親の介護や相続について兄弟間で揉めるリスク
大切な家族である兄弟がリスクになってしまうとは悲しいものですね。
しかし、内容を見てみると、どの時代でもあるようなことですよね。
では、なぜ今”兄弟リスク”が社会問題として心配されているのか・・・
その原因は近年増え続けてている「ニート」や「若者の貧困」にあるようです。
病気などで働けなくなってしまった兄弟であれば、
負担はかかるものの気持ち的には割り切れる部分もあるでしょう。
でも、自分も生活に余裕がないのに、
「働かない」
「生活していくだけの経済力がない」
兄弟の面倒まで見る気にはなれませんよね。
近年の兄弟リスクは経済的、時間的リスクとしてよりも、
精神的リスクとして負担に思う人が増えてくるかもしれません。
兄弟リスクに巻き込まれる?!
では、
兄弟がいなかったり、
兄弟がみんなきちんと自立していたりする人は
兄弟リスクとは無縁なのでしょうか?
残念ながらそれは違います!
今回、実際に兄弟リスクに巻き込まれそうになった人たちにインタビューしてみました。
(Aさん/関東・26歳会社員女性)
Aさんには10歳年上の彼がいました。
彼は30半ばを過ぎた今も実家暮らし。
同居する家族は定年間近の父と専業主婦の母、フリーターの弟。
Aさんは彼の実家も度々訪れ、家族とも面識あり。
とくに彼の弟はAさんと同い年で親近感をもっていました。
ところがある日、彼の弟がアルバイトを突然辞めてしまったのです。
30歳になろうとしているのにフリーターというだけでも心配だったのに…
結局彼弟はそのままニートに。
もともと過保護気味だった母親は
「無理に働かなくても面倒見てあげる」
というスタンス。
そしてついに、彼から結婚の話がでたところ、
こんな提案をされてしまいます。
「うちは両親ももうすぐ働けなくなるし、弟も今後働くことはできないと思う。俺たちが働いて、一緒に家族みんなを支えていこう!」
両親だけならまだしも、自分と同じ年のニート男を一生面倒見ていくなんて…!
結局Aさんは彼との別れを決断したのでした。
もし結婚していたら、配偶者の兄弟リスクに巻き込まれるところでした。
このようなかんじで、自分の兄弟ではなく、配偶者の兄弟によって負担を負わされるパターンも多いんです!
意外と自分の身内だと兄弟リスクと思わないものなので、
勝手にリスクを負って自分の家族にも負担を強いてしまう・・・
Aさんの彼のように自分の身内を見捨てられない人と結婚してしまうと、やばいですね!
(Bさん/関西・30歳会社員男性)
Bさんには妻と二人の子供がいました。
マイホーム購入に向けて共働きで頑張る毎日。
そんなある日、結婚して実家を出て行った妻の姉が子供を連れて離婚してきたのです。
妻の実家は母子家庭。
姉は実家で母親と子供と生活し始めました。
しかし、結婚前もフリーターだった姉は離婚後も全く働かず、
母親に面倒を見てもらっている状態。
次第に妹に会いに来るという名目でBさん宅に入り浸るように。
姉を無下にできない妹は姉とその子供が来るたびに食事などを用意していました。
少しずつ積み重なった出費は家計を圧迫。
それでも姉と仲良しだった妻は姉をかばい、
夫婦の夢だったマイホームに姉とその子供とも住みたいとまで言うように。
Bさんは何のために働いているのかわからなくなり、
義理姉の面倒を見る将来に戦々恐々としているのでした。
しっかりと自立されているシングルマザーも多いですが、
中には実家依存の強い方もいるようで。。。
離婚率が上昇している昨今、兄弟リスクとして増えていくパターンかも?!
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なんだか兄弟リスクって大変・・・
しかし、なかには兄弟リスクを家族で回避されたパターンも!
(Cさん/東北・36歳主婦)
Cさんは35歳で結婚を前提にある男性と交際をスタート。
お互いに年齢のこともあって、結婚の話はスムーズに進みました。
ある日、相手の実家にあいさつに行くと、
そこにいたのは彼の両親と兄。
開業医の父と専業主婦の母という裕福な家庭でした。
しかし、兄は・・・なんと無職!
会社に勤めていたものの、精神的に病んでしまい、
それ以来仕事ができなくなってしまったというのです。
彼には二人の兄がいましたが、
無職の長男に負担をかけることを懸念し、
次男家族とはすでに絶縁状態となっていたのです。
Cさんは途端に不安になりました。
彼の両親の面倒をみる覚悟はできていましたが、
まさか兄までとは・・・
すると、彼のご両親はこう言いました。
「二人の新居の費用は全額出す代わりに、他の全ての財産は長男に譲ってほしい。」
両親は長男のことも心配していましたが、
他の兄弟に負担がかかってしまうことも同じように心配していたのです。
もちろんCさんと彼はこれを承諾。
新築で建ててもらった新居の費用〇千万円はすべて彼両親に負担してもらったのでした。
現在は彼の実家の近くで両親、兄とも良好な関係を築き、
子供にも恵まれて幸せにくらしています。
ご両親がしっかりされていて何かしら対策を取ってくれた例でした!
こんなパターンもあるんですね。
兄弟リスクの負担を回避するタイミング
実例を挙げてみましたが、兄弟リスクは一人で抱え込まず、
家族で対策をとることが大切ですね。
法律的には、自分に余裕がない場合の兄弟の扶養義務はないので、
もちろん負担を回避することは可能です。
しかし、血を分けた兄弟・・・
自分の負担が重くなっても面倒を見てしまう人が多いのが現状のようです。
また、自分の兄弟ではなく配偶者の兄弟だった場合、
勝手に方針を決められてしまったり、
口を出し辛かったりするものです。
法律だけで割り切れる問題ではないのが兄弟リスク。
では、負担はどうやって回避したらいいのか。
タイミングとしては大きく2つ!
・兄弟が将来リスクになりそう且つ両親が元気なタイミング
・結婚する前のタイミング
兄弟リスク回避で力になってくれるのはやはり家族、とくに両親です。
家族の将来について、冷静に建設的な相談をしておくべきですね。
「なんとかなる」「誰かが何とかする」と曖昧にすることなく、
具体的に対策を話し合っておいた方がよいでしょう。
とくに兄弟がニートになった場合、親が甘いと将来的にほかの兄弟がリスクを負うことになってしまいますから、兄弟リスクの問題を明確にし、
甘い親には危機感を持ってもらうだけでも違ってくるかもしれません。
あとは「やばいと思った時は結婚に待ったをかける」というのも一つの手です。
これは、相手の家族にニートがいないかを確認するということではありません。
大切なのはお相手の考え方を確認しておくということ!
相手が兄弟リスクを理解したうえで対策を考えていたり、
自分への負担を回避する動きをしてくれるのであればいいのですが、
丸ごと兄弟リスクを投げてくるようなら要注意でしょうね。
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まとめ
兄弟リスクは意外と身近な問題。
しかしリスクは回避方法さえ考えられれば負担を減らすことも可能です!
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